塗装は薄く美しく!
ギターは音が命です。塗装は極力薄い方が鳴りもよくなります。
ところが日本の気候は厄介で、温度・湿度とも変化が厳しい環境です。
Guitar Craft K-magicではウレタン塗料とラッカー塗料を使い分け、
主に3種類の塗装を行っております。
@ ストラトボディのリフィニッシュ
言わずもがな、有名ですね。
A 下地処理中のミニLP。
後ろに見えるのは・・・。
B 専用塗装ルーム。
外注なしに自社で行います。





オールラッカー塗装
作業工程 シーラー、サンディング、カラー、トップコート、
すべてニトロセルロースラッカーにより仕上げます。
特徴 ・ウレタン塗料と比べると塗幕が柔らかく、耐久性も落ちる。
・経年変化による黄ばみ、クラッキングがおきる。
・熱に弱い。
・深い艶があり美しい。
・鳴りは最高。

・乾燥に時間がかかるため納期はおよそ1ヶ月半くらい。


オールウレタン塗装
作業工程 シーラー、サンディング、カラー、トップコート、
すべてウレタン塗装によって仕上げます。
特徴 ・ラッカーに比べると、被膜は厚め。
・被膜が硬いため、耐久性がある。
・経年変化による黄ばみは少なめ。
・薄めの被膜に仕上げると、ラッカーにも負けず劣らずの鳴りを得れる。

・納期は3週間前後。


ウレタンサンディング・ラッカートップ仕上げ
作業工程 シーラーおよびサンディングをウレタンで行い、
カラーとトップコートをラッカーによって仕上げます。
特徴 ・ラッカー塗装とウレタン塗装の良いとこ取り。
・耐久性と仕上げの美しさを兼ね揃える。
・経年変化によりラッカーと同様の黄ばみが出る。

・納期と料金はそれぞれの中間くらい。およそ1ヶ月。



さてさて、うんちくはこれくらいにして、
よくラッカーだから音がいいとか
ウレタン塗装だから音が悪いとか耳にしますが、
肝心なのは塗装の薄さです。
ラッカー塗装でも厚ければ意味はないし、
ウレタン塗装でも薄く仕上げれば良く鳴ります。


Guitar Craft K-magicのウレタン塗装は
市販のギターのラッカ―塗装よりも薄く、
オールラッカー塗装はさらに薄く仕上げられています。
つまり良く鳴るということです。

ただし、ラメや、多色グラフィックなどは
ある程度厚くなってしまいますのでご了承ください。




< HOME >